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Artist / 芸術家

土佐町の「旅の絵描き」アーティスト 川原将太

 就労ビザで6年海外へ

旅の絵描き|川原将太それまでも海外旅行はしていたんですが、世界に出て「旅と絵」が仕事になればいいなと。
28歳のときにワーキングビザを知りました。オーストライアのワーキングホリデーが30歳まで、すぐに1年間オーストラリアに行こうと決断。
 
ただ英語も話せなかったので、語学学校に行く選択も考えたのですが金額が高いなと。そこでWWOOF(ウーフ)を見つけて、海外の有機農家さんの元で働くこともできると知りました。
 
ウーフに加入後、受入先のホストからOKをもらえたので、オーストラリアのホストファミリーの元へ。
そこがめちゃくちゃ良かったんです!田舎でのライフスタイル、自分のしたかった生活のリズムってこういうのやなというのを感じました。
 
都心で絵を描きながらフリーターをしていましたが、ずっと自分の中で違和感がありました。
ムーミンの世界観が理想なんですけど、それに近いなと。自給自足だったり。時間の流れがゆっくりで、物を大切にする。人との距離が近い。その毎日の生活が心地よくて、自分にぴったりでした。学ぶこと、考えさせられること、すごく多かった。
 
ウーフでの活動以外では、もちろん絵も描いていました。
最初は1年のつもりが、結局6年半行ってました(笑)
 
※ウーフ(WWOOF:World-Wide Opportunities on Organic Farms 有機農場で働きたい人の意)とは、農業体験と交流のNGO。1971年にロンドンで設立され、その後多くの国に広まる。また、ウーフにおいて手伝いをする側の人々はウーファー(WWOOFer)と呼ばれる。
 
 
 

海外で得たこと

旅の絵描き|川原将太絵を描くことと、田舎暮らしがすごく良いバランスやなって。
そのままオーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパの国々をぐるぐる回るようになっていました。
 
ウーフで受け入れてくれたホストファミリーも良くしていただきましたし、すごく重宝されました。「今までで一番良いウーファーや」と。大工が得意で、ラグビーをやっていたことがすごく活きてきました。好きなことで役に立てる。
 
英語力はゼロです。ただ大工仕事はかなりできる。
「直してほしい。壊れているんやけど、道具はある」「Oh, OK!」でできるから。
 
オーストラリアは家のペンキ塗りが結構な仕事であるんです。田舎の家は特に。
絵描きだからペンキや筆を使うのは得意だし、「任して!」って。
周りを汚さないし、仕上がりは綺麗なので「えぇー!すげぇやつきた!」みたいな(笑)
 
ウーフで受け入れ前に連絡を取る時があるんです。
自己紹介で、「川原将太です。日本人です」それで僕は3つ上げるんです。
 
・大工仕事が得意です。なぜなら、お父さんが大工さんです。
・ペンキ塗りが得意です。なぜなら、絵描きです。
・片付け掃除が得意です。なぜなら、日本人です。
 
この3つを送れば、どこでもオッケー。受け入れてくれます。
すごく分かりやすいし、僕は明るくて、優しくて云々カンヌンじゃなくて。
 
行ったら、すぐに3つにあった仕事を用意してくれる。今もその人たちと繋がっています。
その6年半の経験が大きくて、今のライフスタイルが出来上がっているなと常に思います。
 
 

 

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