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土佐町の「旅の絵描き」アーティスト 川原将太

旅の絵描き|川原将太

 

作品を極めるため、
日本に帰国

旅の絵描き|川原将太6年半経った頃、旅に慣れすぎて冒険じゃなくなってきていました。
それを思ったのがメキシコからアルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルなど、南米に行こうかとしていたとき。
その頃には旅で知り合った友達もできていたので、「今メキシコにおる、じゃあアルゼンチンにおいで」みたいな流れでした。
 
でも自分の中で旅が日常になっていて、「これじゃあかんな」と。
やっぱり自分にとっては「アート、作品を作り極めていくことが冒険やな」というのを改めて思って、そのための環境を探さないかんなと。
 
そこから帰国して大阪へ。1年半ほど友人宅へ居候。
日本で作品作りをしながら、放棄地になっていた畑で野菜作りをしていました。
 
 

 

縁あって土佐町へ

旅の絵描き|川原将太そうこうしている間に、farm+biz(ファームビズ)が行っていた農業インターンシップコーディネーターの仕事を誘ってもらいました。農業をしている時に知り合った人から繋がった仕事でした。
 
そこから居候はやめて、今度は大阪と土佐町を行ったり来たり。その時も住所はありませんでした。大阪では「とまとゲストハウス」、土佐町では「おこぜハウス」に宿泊していました。
 
日本に帰国してから、アトリエになるような大きい家を探していましたが、ようやく人づてに最良の物件が見つかり契約することに。土佐町に関わって1年後のことでした。
このアトリエが見つかったことで、土佐町への移住を決めました。
 
 
 

土佐町で刺激を与えられる人へ

旅の絵描き|川原将太土佐町は、今すごく人の流れが良くて。移住者の数は増えているし、ただ数が多いだけじゃなくて、卓越したスキルを持った人や新しいことを立ち上げる人が多くて。土佐町にいたらすごく成長させてもらえるんです。 

「田舎の人って、あったかくて優しいなぁ」だけじゃないんです。
ここは少し違う。刺激が常にあります。もともと地元に住んでいる人たちのサポートが厚いこともありがたいです。困りごとを話すと手助けしてくれる。

お互いに刺激しあっている感じです。その匂いを嗅ぎつけて、新しい人が入ってきている。
驚くようなキャリアを持った人が入ってきていたりします(笑) 

土佐町のみんなが作っている流れだと思うので、僕も「流れに乗るだけじゃなくて、流れを作る方の一人にならんとあかんな」と。

僕の場合は、作品を作り続けること。作るだけではなくて発表する活動を広げていきたいと考えています。