四国カルスト麓(津野町)の地図にない秘境スポット「白龍湖」。驚くほど水が透明で、SNS上でも神秘的な青さが話題になっています。当記事では謎に包まれた「白龍湖」をご紹介します。
国道439号沿いの「与作狸」が目印
白龍湖の場所は、タヌキ像「与作狸」の裏側にあります。津野町から国道439号を四国カルスト方面に5kmほど進むと、右手に大きなタヌキ像「与作狸」と竜のオブジェが見えてきます。路肩には数台駐車できるスペースがあります。
タヌキ像「与作狸」の横にある資材置き場を抜けて進むと、河原の方へつながる草が茂った小道があります。
徒歩2分ほど下りていくと、青く透き通った小さな池が現れます。
神秘的な青さをたたえた「白龍湖」
白龍湖の池の広さはテニスコート2面分、深さは約1〜3mあります。湖底まで透き通るコバルトブルーが神秘的です。
ベルトコンベヤーの廃材で作った鉄橋も架けられ、池の上を渡ることもできます。鉄橋の幅は狭く歩くと少し揺れます。ゆっくりと歩けば揺れませんが気を付けて渡ってください。
白龍湖は石灰岩を多く含んだ地質と太陽光の関係で青く透き通って見えます。白龍湖のすぐ横には河原がありますが、白龍湖ほど青く透き通ってはいません。
透明度の高さから鯉が浮いているように見えます。池には6匹前後の鯉が悠々と泳いでいます。白龍湖は雨が降っても濁ることはなく、常に水面は青く輝いています。
白龍湖は紅葉の時期がおすすめ
紅葉とコバルトブルーがマッチする紅葉の時期に行くのも◎ 日差しが強くなる夏場に訪れると「白龍湖」の透明度が増して見え、より綺麗な青になるのではないでしょうか。撮影の際は池全体に太陽光が差し込む午前中に訪れることをお勧めします。
「白龍湖」は人工的に造られた池
「白龍湖」は人工的に作られた池で、目印のタヌキ像「与作狸」前に詳細について記載された看板が建てられています。
私有地ですが見学は自由です。足元の悪い場所もありますので、観光の際は十分にお気をつけください。