土地を切り拓く・道を造る・建物を建てる、いわゆるインフラ整備を行うミタニ建設工業株式会社(以下:ミタニ建設工業)。
今回は、ミタニ建設工業で働く現場監督を募集しています。現場監督は、工事現場の状態・人の動きすべてを把握・管理し、安全・円滑に工事を進めるための仕事。採用後は、土木・建築・舗装の現場監督(施工管理職)として配属されます。
「文系の勉強をしてきたけれど、ものづくりの仕事がしたい」「女性でも、男性に負けない活躍がしたい」という方にはお勧めの職場です。採用担当者の中島さんは、「入社後にしっかりと教育していくので、全くの未経験でも採用しています」と言います。
募集にあたって、採用担当の中島さんを含めた3人の社員さんにお話を伺いました。
1人目は舗装部の主任(現場監督)、中越勝美さんにものづくりの仕事の魅力や働きやすさについて聞きました。
CONTENTS
ものづくりの
醍醐味を感じられる仕事。
私は平成9年の4月に高校を卒業して入社して、今年で勤続23年目になります。
土木や舗装、道路にまつわる仕事がしたくて、工業高校の土木科に入学しました。高知県内で舗装の仕事をしている会社は少なく、中でもミタニ建設工業は、ゼネコンのように県外出張が少ないことも加味して応募を決めました。
僕が入社した当時から比べると、今の社内環境はかなり改善されていると思います。当時は厳しい指導もあり、力仕事や残業も多かったです。正直、辛くて辞めようか…と考えたこともありました(笑)
徐々にスキルが身に付いていくにしたがって、「工事に自分が参加しちゅう。力になりゆう」と感じ、仕事も面白くなってきました。任される仕事が増えてくると、比例してやりがいも増します。
この仕事の一番の醍醐味は、工事をして一つのものを造ることで、達成感が感じられること。そこが大きいです。自分たちが施工したものが完成した姿を見ると、感慨深いものがあります。
建設業(土木・建設・舗装)なので、自分たちが造ったものが「形」として残るわけです。造った道路を通る度に、現場で起きた出来事を思い出すんです。それがまた楽しみでもあります。
工事をやっている途中は辛いこともあるんですけれど、完成後は検査を受け「完成と認めます」で受け取ってもらいます。この瞬間が嬉しい。こんな達成感を感じられる仕事は、なかなかないと思います。僕に限らず、長年、現場監督として勤めている人は、みんなこの達成感を味わっていると思うんです。
工事現場というのは、工場のように同じものを造っていくのではなく、現場によって規模や工事内容も違うし、その現場で働く人たちも違う。発注者や地元の方々とコミュニケーションを取りながら、その現場に合ったものを考えて造れる仕事というのは、おもしろいと思います。
社長との距離感が近い会社。
ミタニ建設工業では、毎月誕生日会や社内イベントを開催していて、社長と直接コミュニケーションを取れる機会が他社よりも多いんじゃないかなと思います。
社長は考え方も柔軟で、時代の流れに合わせて常に変化している会社だと感じます。日々の業務が少しでも軽くなるような施策も、良いものはどんどん取り入れてくれるので助かります。
同じ業界で働いている方と話す機会もあるのですが、「うちは恵まれているんだな」と感じることがあります。
自分たちが手掛けた道路を走る。
以前、病気をしていたことがあって、健康について考えるようになりました。最初はウォーキングから始めたんですけれど、「ちょっと物足りんな」と思い始めて(笑)
走るなら目標がほしいと思って、「フルマラソンをやってみるか」と。もともと走るのは嫌いだったんですけどね(笑)
フルマラソンやるなら、参加定員制限も時間制限もない「ホノルルマラソン」で走りたいと思って、一昨年、初めてホノルルにフルマラソンを走りに行きました。それ以降、ずっと走っています。走り友達もできて、「高知龍馬マラソン」も過去2回走りました。
走る醍醐味は、ゴールがあるから。早くてもゆっくりでもゴールに向かって進むところは、現場にも通ずると思います。上りもあれば下りもある。いかにそこを楽しんでいくかが大切です。
私は仕事をする上でも、「楽しみながら取り組む」ということを心がけています。与えられたことに対して、いつもポジティブに!
「高知龍馬マラソン」だと、自分たちが手掛けた道路もコースになっているので、走りながら当時の施工のことを思い出したりします(笑)
2人目は、プロ野球の独立リーグからミタニ建設工業の営業に転身した営業部 山中智貴さんに社内の雰囲気や社外で行っている防災活動について聞きました。
災害が起きたとき、力になれる。
20歳から7年間、プロ野球独立リーグの「高知ファイティングドッグス」で野球をしていました。球団のスポンサー企業がミタニ建設工業だったので、ご紹介で入社させていただきました。他の社員の方々は多少なりともこの業界に興味を持って入ってくるかと思うのですけれど、自分の場合はそうではなかったです(笑)
高知でたくさんの方々に支えられながら野球をやらせていただきました。なので、「高知県に何か貢献したい」という思いが根底にあります。ミタニ建設工業で、それを実現していきたいと考えています。
入社後は1年半、勉強のために3部署(土木・建築・舗装)の現場を回りました。業界知識も全くなかったので、専門用語を覚えるのに苦労しました(笑) それ以降は営業部で5年ほど勤めています。これまで会社の防災活動にも携わってきました。災害が起きたとき、弊社のような建設業は力になれる。地震や津波、豪雨で道路が寸断されたとき、民間の組織としては建設業が一番最初に駆けつけ、活躍できるのではないかなと思います。
ノリが良く、
社内の雰囲気もイイ!
僕には、社風(雰囲気)が合ってるなと感じます。建設業以外にも色々と取り組んでいるところだったり、社長をはじめとして、みんなノリが良いんです。良いと思うものは、何事も前向きにやってみようという感じです。
建設業は、少なからず3K(きつい・きたない・危険)のイメージがあると思うのですが、ミタニ建設工業に入って、この業界に入る前に持っていたイメージはあまり感じません。
何より、社内環境が「あったかい」感じです。締め付けもなく、言いたいことが言える。それは働く上で大事だと感じます。
災害時に、
いの一番に駆けつける。
近年、各地で災害が増えてきています。去年も関東地方が豪雨で道路が冠水、寸断されました。
弊社では、国土交通省から排水ポンプ車の委託業務を受けています。冠水した住宅地や田んぼに排水ポンプを置いて、水を川に戻す業務を請け負っているんです。
災害が起きる度に、国土交通省から指示が出るのですが、去年は茨城に約1週間行きました。
災害が起きたとき、いの一番に動ける会社だということを知ってもらいたいです。
茨城に支援に行ったとき、ご飯を食べに行った先で、「高知から何しに来られたんですか?」と聞かれて、「インターの道路が冠水しているので、復旧活動に来ました」と伝えると、すごく感謝されて、ご馳走していただいて(笑)
「わざわざ来ていただいて、ありがとうございます」と言われたのが、すごく嬉しかったです。
3人目は、総務部で採用担当として活動されている中島由貴さんに現場監督として求める人物像や適性について聞いてみました。
建設業の枠を超えて
地域に役立つ活動を
私は、入社して4年目になります。ミタニ建設工業を知ったのは、会社で年一回開催している防災イベントでした。大学の吹奏楽のサークルに入っていて、防災イベントのオープニング演奏で呼ばれたことがきっかけでした。
事務の仕事は、文系の仕事として気になってはいましたが、「事務の仕事って本当に面白いのかな?」という疑問もありました。そんな折、当時の採用担当の方から「絵本の読み聞かせとかもやってもらうことになると思うけど、そういうのどう?」という話があって、社内向けの仕事以外にも、社外での防災イベントや絵本の読み聞かせがあるなら面白そうだなと思って応募を決めました。
入社してからは、楽しく仕事をさせてもらっています。絵本の読み聞かせや防災教室は、ボランティアで行っているんですけれど、子ども達が喜んでくれる空間に携われているというのは、すごくやりがいを感じます。
文系の応募が多い現場監督。
現場監督の仕事は、文系の方の応募が多いです。最近は、女性の応募が多くなっています。
「女性の多い職場より、男性の多い職場で働きたい」と、男性に負けないような意思の強い女性が来てくれています(笑) 現場監督として女性が働いてるというのを知って、応募してくださった方もいます。
「ミタニ建設工業のことは知っているけれど、女性でも現場監督として働けると知らなかった」ということで、応募してくれることが多いです。去年入社した女性社員も、ものづくりに興味はあったけれど、文系だから現場監督の職種に携われるというイメージがなかったそうです。
現場見学に来てくれた学生さんからは、「現場の雰囲気がいいですね」と言われることが多いです。というのは、現場見学に来るまでに抱いていたイメージとのギャップもあると思います。
「建設業は、オラオラ系の人たちが働いている」というイメージを持たれている方が多くて(笑) でも、現場には若い方々もいて、和気藹々と話もしています。
現場見学に来てくださった学生さんは、その後ほとんどの場合応募していただけているので、良い意味でギャップを感じてくれているのかなと思います。
専門知識よりも大切なこと。
採用の合否に、技術や知識の有無は関係ありません。社長がよく言うのは、「ノリが良い人」「前向きな考え方ができる人」というのが一つ軸にあります。
現場監督としては、好感が持てる人。コミュニケーションにつながってくる部分だと思うのですが、現場に出たら一人一人がミタニ建設工業の代表になるわけです。なので、周りに好かれたり、コミュニケーションが取れるというのは大事な要素です。
学生さんから見たら、私は「最初に会うミタニ建設工業の人」なので、まず自分の仕事を楽しんで、会社の雰囲気を自分から伝えることができたらいいなと思っています。私たちの会社は、のびのび仕事ができる環境だなと思います。上司の方々もフレンドリーで親しみやすいです(笑) 社長がすごくラフな感じだから、みんな同じ感じなのかなと思っています(笑)
「ものづくりに興味がある」「現場見学に行ってみたい」という方は、中島までメール(yuki.nakajima@mitaken.net)もしくはお電話(088-844-2111)にてお気軽にお問い合わせください。
編集後記
今回、3人にお話を伺いましたが、3人共「のびのびと仕事ができる職場」と口を揃えます。
旧来の「建設業」のイメージから脱却し、建設業の枠を超えた活動にも積極的なミタニ建設工業。常に新しいことにチャレンジし、これからの未来をつくって行きたいという方には、とても良い職場なのではないかと感じました。
ミタニ建設工業の三谷剛平社長も取材させいただきました。併せてご覧ください。
採用試験日程
1次試験は随時実施いたします。
まずは会社訪問にお越しください!
採用の流れ
個別会社説明会 | 社長による会社説明現場見学等 | ミタニの仕事や社風を体感していただくためにもぜひご参加ください。 ※選考の必須条件ではありません |
1次試験 | 適性検査・作文・面接 | 随時実施 場所:ミタニ建設工業(株) 持物:筆記用具 |
2次試験 | 現場体験(3日間) | 1次試験合格者に別途ご案内します。 実際に現場でアルバイトをし、仕事を体験していただきます。 |
3次試験 | 役員面接 | 2次試験合格者に別途ご案内します。 社長含めた役員との面接を実施します。 |
内定 | 上記3段階の試験を経て内定となります。 |
募集要項
初任給 | 院 卒/230,000円 大 卒/200,000円 高専卒/190,000円 専門卒/180,000円 |
昇給 | 年1回 |
賞与 | 年2回 |
勤務地 | 四国内全域、主として高知県全域 |
勤務時間 | 8:00~17:00 |
休日休暇 | 日曜、祝日、第2・4土曜日、年末年始休暇、夏季休暇 |
福利厚生 | 社会保険完備、退職金制度、社宅、独身寮(個室)、定期健康診断、永年勤続表彰、資格取得補助制度、 ファミリーバースデー祝福制度、同好会活動、誕生日会、社内運動会、がん検診補助 |
採用実績 | 2020年度 4名 2019年度 5名 2018年度 8名 |
採用後の職種 | 施工管理職(土木・建築・舗装) |
採用人数 | 施工管理職 5名 (土木2名 建築2名 舗装1名) |
提出書類 | 自由応募 履歴書、卒業見込証明書 |
via:採用情報|ミタニ建設工業株式会社