本当に作りたいモノを作る
今も並行して京都の会社のスタッフとして席を置きながら、梼原で作業をしています。会社の仕事で使う材料は会社から郵送してもらい、それを加工してまた送り返すような形で仕事しています。自分のブランドで使う材料は全て自分で用意しています。場所を問わず作れるので、それが強みだったのかなと。ある程度道具は必要ですけれど、場所には縛られませんね。
作品は自然をモチーフにした物が多く、「自分が作りたいものを作る」を意識して作っています。
お客様の需要ばかり考えてマーケットを追ったモノを作ると、自分の思い入れがなくなっちゃうんです。売れてもあまり嬉しくないんですね。なので、あまり媚びすぎずに。ある程度世の中の流行りは理解しないといけないなと思っているんですけれど、それ以上に自分が作りたいものを単純に作れるようにしたいなと考えています。
お客様の需要ばかり考えてマーケットを追ったモノを作ると、自分の思い入れがなくなっちゃうんです。売れてもあまり嬉しくないんですね。なので、あまり媚びすぎずに。ある程度世の中の流行りは理解しないといけないなと思っているんですけれど、それ以上に自分が作りたいものを単純に作れるようにしたいなと考えています。
喜んで身に付けてもらえる作品を
作品を手にとって買ってくれたお客さんが、「すごく喜んでくれている」と実感できることが一番嬉しい。「やっててよかった」と思いますね。ただシンプルに、喜んでつけてくれる人に届けたいです。
今はもっぱら京都の会社との合同展示会だったり、個人でイベントに参加したりがメインです。
稼がなきゃというのはありますが、展示会もまだあまり行えていません。なので、これからはお客様に直接お会いできる展示会、個展を増やしブランドを広げていきたいと考えています。個人のイベントでは四国を出ていないので、四国を出て様々な土地で展示会をやりたいなと考えています。
稼がなきゃというのはありますが、展示会もまだあまり行えていません。なので、これからはお客様に直接お会いできる展示会、個展を増やしブランドを広げていきたいと考えています。個人のイベントでは四国を出ていないので、四国を出て様々な土地で展示会をやりたいなと考えています。
インタビュー後記
柔和な雰囲気の片岡さんは、もともと田舎育ちの山育ちなので、どうしても自然に目がいくとおっしゃっていました。
片岡さんの作品は自然のものからインスピレーションを受けて作られているモノばかりです。自然は四季折々に表情を変えることはもちろん、朝昼夕晩でも全く違った表情を見せます。
自然が身近にある生活をしてきた一人として、その良さには共感します。当たり前で見過ごしてしまいがちですが、周りに溢れている自然から得られることも大きいのではないかと感じます。
ただ自然の中で育っただけは、その良さを感じる感性がなければ形に落とし込めない。片岡さんのように五感で感じて表現する力には尊敬の念を抱きます。
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