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高知から造形文化を発信していきたい【平地造形 / 平地 正利】

造形家【平地造形】平地 正利転機は、龍馬像。

高知県の人間として、龍馬は特別な存在。33歳になるまでは、龍馬は何となく好きではあったけれど、そこまで入り込むことはなくて。
改めて龍馬の亡くなった年齢になって、自分の人生を振り返ったんです。

「龍馬が生きていない33歳からの人生をどうやって生きていこうか」と改めて考えました。
そして、スタートラインに立つために「龍馬はあれだけ偉大なことを成し遂げたのに、自分は何もやれてない。自分に何ができる?そうだ、龍馬を作ろう!」と思い立ちました。

「龍馬を作りたい」と自作の龍馬マスクを携えて営業に回ったんです。主に高知市、高知県庁、高知市役所、龍馬記念館など龍馬関係を回りました。龍馬の顔だけでも立体として現物があるとどこも反応は良かったんですが、なかなか仕事には結びつかなくて。その中で一番反応が良かったのが高知市。
数回った中でようやく「等身大の龍馬像を作ってくれ」と依頼を受け、城西館の裏にある「龍馬の生まれた町記念館」の中庭に龍馬を含め3体の像を作りました。

2010年に作ったのが龍馬、翌年に近藤長次郎。2014年に乙女を作りました。それぞれ別のところがお金を出してくれたんですけれど、龍馬が高知市の事業で、後の2体はライオンズクラブの寄贈という形で作らせていただきました。



造形家【平地造形】平地 正利造形物のストーリーを
理解した上で作る。

龍馬像の製作後、徐々に大きな仕事も入ってくるようになりました。龍馬像の制作者の情報もメディアに取り上げられたので、歴史関係、特に龍馬関係の仕事が多いですね。

造形を作る上では、本を読んだり、「その人物がどういう人間であったか?」というのを調べます。ただ姿形を似せて作るのではなくて、内面もちゃんと作るのが仕事だと思っています。物語やどういうキャラクターかを理解した上で作った方が絶対に良いものができる。 表面上だけ綺麗に作るのは好きじゃないですね。 そこが普通の造形屋さんとの違いかなと思います。そこは絶対に譲れないところですね。

2016年は金額的にもサイズ的にも大きな仕事が入っていて、2メーターから5メーターが数台、9メーターが2台。ちょっと個人のレベルではまかないきれない仕事量になっています(笑)
9メーターは某有名テーマパークからの依頼で、その原型リーダーを任されて模型から作りました。

 

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