高知県土佐清水市に位置し、土佐清水市街と足摺岬をつなぐ高知県道27号(足摺岬公園線)に面した穴場のスポット「鵜ノ岬展望台(うのみさきてんぼうだい)」。
見落としがちなこの展望台への遊歩道入口は、ひっそりとした案内板によって示されています。西に臼碆、東に足摺岬方面へと広がる松尾海岸の素晴らしいパノラマが一望できる、隠れた名所です。
鵜ノ岬展望台までは遊歩道が整備されています。
海岸を眺望できるパノラマ展望台
県道に沿った駐車場から、海に向かって下る階段形式の遊歩道を進むと、コンクリート製の円形展望台が断崖に張り付くようにあります。
大海原が一望できる絶景スポット
鵜ノ岬展望台は、臼碆(うすばえ)と足摺岬方向の壮大な景色が一望できます。ここは、松尾海岸という名の通り、かつては松魚(カツオ)漁で繁栄した場所で、現在でも釣り人に人気のスポットです。
時間を忘れる壮大な景色
東には明神岬と足摺岬が、西には壮大な臼碆が広がります。展望台から望む、変わりゆく自然の表情は、四季を通じて異なる美しさを見せてくれます。朝日に輝く足摺岬、夕日に染まる臼碆の景色は、時間を忘れさせてくれます。
日の光が彩る自然のアート
光線の角度により、足摺岬方面は午後の西日が美しく、臼碆は午前が最適と言われています。特に、花崗岩の海食崖は順光で撮影すると、その美しさが際立ちます。
展望台の駐車場について
専用駐車場はありませんが、道路脇に2、3台は駐車できるスペースがあります。
周辺スポットには唐人駄場遺跡
鵜ノ岬展望台の入口近くから椿の道(旧足摺スカイライン)を上がると、知る人ぞ知る「唐人駄場遺跡(とうじんだばいせき)」と「唐人石(とうじんいわ)」といった巨石群が存在します。これらは地元の歴史に深い繋がりを持つ遺跡で、訪れた際にはぜひ足を伸ばしてみてください。