高知県香美市に位置する「大荒の滝(おおあれのたき)」。同市内の「轟の滝(とどろのたき)」に次ぐ、落差40mの規模を誇る名瀑です。
周辺には登山道や遊歩道もあり、春は若葉、夏は涼、秋には紅葉を楽しめます。森林浴としても最適! 紅葉は例年11月中旬〜11月下旬が見頃となっています。
大荒の滝までのアクセス
「大荒の滝」駐車場までの道中は整備されていますが、道幅が狭い場所も多いため運転にはお気をつけください。駐車場は広めに設けられています。「大荒の滝」に一番近い第2駐車場からは約600m、徒歩15分程の場所にあります。
駐車場から「大荒の滝」までの周回路は登山道になっています。体力に自信の無い方は、第2駐車場から上に進んだ先にある「もみじ峡展望所」から「岩屋の滝」が眺望できます。また、展望所を過ぎた所に道路から「大荒の滝」を一望できる場所と第3駐車場があります。
山坂道と渓谷遊歩道
周回路は急勾配やゴツゴツした石も多いため、歩きやすい靴で訪れることをお勧めします。周回路の入り口から数十メートル進んだ先に「山坂道」と「渓谷遊歩道」の分かれ道があります。蛇に出くわすこともありますので、茂みには気をつけておくと良いです。
道中、所々に休憩スペースや案内板も設置されています。写真は「山坂道」の中頃にある場所です。
斜張橋からの眺め
周回路の入り口から10分ほど歩いた先に「斜張橋」があり、橋上から「大荒の滝」を眺めることができます。
奥には「大荒の滝」が見え、水が木々に覆われ緑の中を段々に流れ落ちています。
斜張橋からの道は、滝の水しぶきで湿気っているため苔も沢山生えています。滑りやすいので足元にお気をつけください。
岩肌が特徴的な大荒の滝
坂道を登ると木々の間から「大荒の滝」が見え、滝壺近くまで降りることもできます。
ドローン空撮による「大荒の滝」の全景。滝脇の岩肌が特徴的です。
間近で見る滝壺は圧巻!
滝壺の間近で観瀑でき、その迫力を体感することができます。滝壺周辺に舞い上がる水しぶきは天然のミスト。水量も多く、見応えがあります。
滝壺は底が見えるほど青く透き通っています。夏場は泳ぎたくなるような清涼感溢れる場所です。