高知を代表する観光名所「桂浜(Katsurahama)」は、幕末に活躍した志士「坂本龍馬」が郷里の土佐の中で最も愛した場所といわれています。月の名所としても名高い「桂浜」は、龍頭岬と龍王岬の間に弓状に広がる海岸です。裏山には浦戸城趾があり、戦国の昔、長宗我部元親の居城として四国統一の中心となった場所でもあります。
当記事では、桂浜公園内に位置する各観光スポットをご紹介させていただきます。
坂本龍馬記念館 / 新館
1991年、龍馬の誕生日である11月15日に開館した「坂本龍馬記念館」。坂本龍馬の生涯を詳しく知ることのできる貴重な資料を展示しています。
2018年にグランドオープンした新館は「蔵」をイメージした2階建で、既存館と渡り廊下で連結した構造になっています。既存館の2倍以上の広さになる展示室で、坂本龍馬の人物像をより深く知ることができます。
高知県高知市浦戸城山830
営業時間:9:00~17:00(最終入館 16:30)
入館料:大人(18歳以上)700円 / その他期間大人(18歳以上)500円 / 高校生以下無料
定休日 :休日無休
駐車場 :無料(大型4台、普通車50台)
龍馬記念館前、長宗我部元親の浦戸城跡には国民宿舎「桂浜荘」が建っています。全客室から太平洋が眺められ、展望風呂やレストランからも桂浜を望むことができます。旬の時期にはかつおの藁焼き体験も行っています。
龍馬像(りょうまぞう)
1928年(昭和3年)除幕式を行い姿を現した龍馬像は、太平洋の彼方を見つめています。像の高さは5.3m、台座を含めた総高は13.5mと迫力のある大きさ。坂本龍馬の愛した場所で、坂本龍馬に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
毎年4月上旬〜約2ヶ月間と、9月中旬〜龍馬の誕生日であり命日でもある11月15日を挟んだ約2ヶ月間、龍馬像の横に特設展望台「龍馬台地」を設置し、龍馬と同じ目線で太平洋を眺めることができます。時間が経つほど逆光になるため、撮影の場合は午前中がおすすめです。
※特設展望台入場料:100円(未就学児無料) / お問い合わせ:088-823-4014(高知市観光協会)
桂浜公園(かつらはまこうえん)
龍馬像の高台を抜けると目の前には龍頭岬が見え、石段を下りると桂浜に到着します。
桂浜は、龍頭岬(りゅうずみさき)と龍王岬(りゅうおうみさき)の間に弓状に広がる美しい海岸です。遊歩道は龍王岬の「海津見神社(わたつみじんじゃ)」へ上がる階段の下まで続いています。太平洋を眺めながら、のんびりと散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。
桂浜水族館(かつらはますいぞくかん)
1931年(昭和6年)に開設された歴史ある水族館で、ユニークなツイートや企画で度々話題を呼んでいます。エサやり体験やショーも楽しむことができ、生き物との距離が近いのが特徴です。
営業時間:9:00~17:00
一般料金:大人 1,200円 / 中学生・小学生 600円 / 幼児 (3才より) 400円
定休日 :休日無休
龍王岬(りゅうおうみさき)
桂浜の西側に位置する「龍王岬」。龍王宮(りゅうおうぐう)とも呼ばれる海津見神社は階段を登った岬の上に鎮座しています。
海津見神社の先には、さらに龍王岬展望台につながる階段があります。
龍王岬展望台には「海津見神社」の境内社「早高神社(はやたかじんじゃ)」が鎮座されています。
龍王岬展望台からは雄大な太平洋を一望することができます。
桂浜駐車場
普通車500台
大型(バス)800円、普通・軽自動車400円、タクシー160円、自動二輪50円
桂浜(Katsurahama)
高知県高知市浦戸9
営業時間:8:30~18:00(開門6:00、閉門22:30)