吉野川の支流の一つ「瀬戸川」の上流部、高知県土佐郡土佐町瀬戸にある「アメガエリの滝」。素晴らしい渓谷美を誇る「瀬戸川渓谷」と落差30mで二段になった迫力満点の滝「アメガエリの滝」の魅力に迫ります。
アメガエリの滝への行き方
アメガエリの滝は、高知自動車道大豊ICから車で1時間15分程の場所にあります。アメガエリの滝にたどり着くには高知県道6号を通る必要があるのですが、道路の幅も狭くアクセスに少し難があります。
アメガエリの滝の降り口には、瀬戸川渓谷の遊歩道マップが設置されています。下流の出入口から町道経由で約350mほど歩くと瀬戸川渓谷の展望所やトイレがあります。
駐車場からは遊歩道を通って数分で滝壺まで降りることができます。
滝壺近くに降りると巨大な奇岩がゴロゴロと転がっています。左側に見える大岩は、盆栽のように植物が生えた「盆栽岩」。
流れる瀬戸川の水質もとても綺麗で透き通っています。深い渓谷なので日が陰るのが早いです。正午には日が陰り始めるので、撮影の際には11時までに訪れることをオススメします。
その日の水量によりますが、アメガエリの滝壺近くから滝全体を見上げることができます。流れ落ちる水量と迫力に、思わず圧倒されます。アメガエリとは、アメゴ（アマゴのこと）を返す巨瀑の意。
散策も楽しめる瀬戸川渓谷
瀬戸川渓谷は遊歩道が綺麗に整備されていることもあり、「アメガエリの滝」の他、周囲の景観も合わせて楽しめます。
遊歩道を奥に進むと「ぶらぶら橋（つり橋）」が見えてきます。橋を渡って200mほど歩いた場所には、蛇頭のような大きな滝壺が特徴的な「蛇淵の滝」があります。その他、遊歩道の道中には瀬戸川渓谷を見渡せる「であいの展望台」もあります。
町道沿いの遊歩道を進むと「えめらるどの池」があり、遊歩道から美しいエメラルドグリーンの池を見渡せます。
瀬戸川渓谷の遊歩道を抜けた先には、トイレも設置されています。
紅葉の時期が1番オススメ
アメガエリの滝周辺は紅葉の名所でもあり、紅葉の時期には美しい紅葉と滝をセットで見ることができるそう。※当ページの撮影時期は12月下旬
瀬戸川渓谷の専用駐車スペース
瀬戸川渓谷の専用駐車スペースは「アメガエリの滝」の降り口の向かいにあり、20台ほど駐車できます。
アメガエリの滝（Amegaeri no taki）
