カルストと言えば、高知と愛媛の県境に位置する「四国カルスト」をイメージする人が多いと思いますが、もっとアクセスの良い、佐川町の「佐川ナウマンカルスト」をご存知でしょうか。
石灰岩の美しいカルストが広がる佐川には、日本地質学の創始者エドモンド・ナウマン博士が2度訪れ、「地質のメッカ」と称賛しました。その博士の足跡を記念し、来町100年を祝って造られた公園「佐川ナウマンカルスト」。この佐川ナウマンカルストには、羊の群れを思わせる石灰岩の中に、巨大なナウマン象のオブジェが鎮座しています。
手軽にカルストを満喫
巨大なナウマン象のオブジェと石灰岩が羊の群れのように広がる風景は、まさに写真の一枚に収めたくなる美しさ!カルストの絶景を手軽に体験できます!
巨大ナウマン象のオブジェ
佐川ナウマンカルストの象徴とも言える、巨大なナウマン象のオブジェ。見る者の心をつかむ、全長9.2メートル、高さ5.5メートルの親象が、まるで子守唄を囁くかのように子象を優しく寄り添わせています。
佐川の自然美術館
羊の群れのようにたくさんの石灰岩が広がる「佐川ナウマンカルスト」。まるで自然が描き出すアートのような風景は、一見の価値あり。佐川駅から徒歩15分のアクセスなので、気軽に訪れることができます。四国の隠れた名所、ぜひ一度、その独特の風景を体験してみてください。