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ひょうたんマジック

ふと思い立ち、四万十へ。活動拠点を移す。

いつか田舎でひょうたん育てて創作活動をやりたいなっていうことは考えてた。夢を描きながらひょうたんの創作活動を続けてたんだよね。田舎暮らしは、そんなすぐに決まるとは思っていなかった。50歳とかもっと歳をとってから田舎暮らしするのかなと。
けれど、人生を変える大きな地震があって。モヤモヤした生活が続いて・・・気分転換に田舎に遊びに行こうと突然思い立って。
震災の2年前に川崎市の知り合いが四万十市に移住してたから、夏休みに友達と高知にプラッときたんだよね。
高知には東京と全く違う空気があって。空気は美味しいし、放射能や飲んでる水も気にしなくていい。別世界が高知にはあってさ。その時、ひょうたんを育てて作ってる自分をイメージできたんだよね。今なら、できるかなって。
それを機に移住を計画して、2012年に1月に四万十に来て、ひょうたんライフが始まった。それが独立のきっかけ。
ひょうたんマジック

ひょうたんを栽培の段階から手掛ける。

高知に来るまでは、ひょうたんを仕入れてた。
元々、ひょうたんは乾燥地帯で育てるものだから高温多湿の高知で育てるのは難しいけれども、一から作ってる。
育ててやってはみているものの自然との戦い。お天道様次第だからさ。なかなか思うように育てられずに今もいるけどね。
今年も頑張って育てますよ。素人だから、試行錯誤の日々。
作家として良い作品を作り続けていきたいという気持ちもあるんだけれど。ひょうたん好きの仲間を増やしていきたいなという想いがあるんだよね。製作の方は、メディアに取り上げてもらったり、ワークショップを開催すると毎回定員に達している。
そう言った意味ではちょっとずつ仲間が増えてるかなって。
 ひょうたんマジック

ひょうたん仲間を増やしていきたい。

工場の出身だから夢なんだけれど、半量産体制を築きたいなって。作家としての作品もそうなんだけれど、ある程度デザインを決めて。同じデザインでもひょうたんは一個一個違うからさ、「作品的商品」と呼んでいるんだけれど、そいうものを作りたい。ひょうたんに惹かれた職人さんと工場を作りたいというのが始めた頃からの夢だった。
ひょうたんは一個として同じものがないというところに惹かれていて、同じ実でも同じ種でも違った形ができたり、違った大きさができたりというのが面白いなと思って。デザインを一緒にしたら、一見同じ、けれど、一個一個違う。世界に一個しかないものができる。
老若男女問わず、仲間が増えると嬉しいね。ワークショップでどんどんハマっていく仲間ができたら、どんどん「コレ作ろうよアレ作ろうよ」と加勢していって面白いストーリーができたらいいなって。
教室という入り口から興味を持ってもらって、ちょっとずつ同じようなものができてお店に並んだら面白いかなって最初からずっと思っている。
最終的にやりたいことだね。

インタビュー後記

小泉さんの作品は、栽培からデザイン、製作まで全て手仕事で仕上げています。ですのでそれに見合うお値段となっています。
土を作って種をまいて、毎日観察しながら農薬も使わず、自然の力でできた「大地の恵みで育てるひょうたんでランプを作りたい」
というポリシーがあります。
「ひょうたんランプ」は同じようなものは作れますが、同じものは作れません。「日常のインテリアとして、癒されたり。生活の一部の明かりになってくれたら嬉しい。」と無邪気に笑う小泉さん。自分の「好き」と向き合っている人はいつも輝いているなと感じます。

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