仁淀ブルーの代名詞「にこ淵(Nikobuchi)」は仁淀川を代表する絶景スポットとして広く知られています。底が見えるほど透明な滝壺には感動すること請け合いです。木々の間から光が差す僅かなひととき、水面は宝石のごとく美しく輝きます。
当記事では、にこ淵へのアクセス方法から撮影に最適な時間帯まで詳細にご紹介します。
にこ淵へのアクセス方法
高知市街からの距離は約50kmで、車で約1時間30分かかります。伊野ICからは約60分。国道33号線を西に走り、県道36号線を経由して国道194号線を進みます。国道194号線は仁淀川沿いを通っているので、美しい仁淀ブルーを眺めながらのドライブが楽しめます。道中には道の駅「土佐和紙工芸村」もありますので、お時間のある方は立ち寄ってみてください。
国道194号線をそのまま進むと「グリーンパークほどの」への分岐道が見えますので、右側の分岐道を進みます。そのまま道なりを走ると「にこ淵」の看板と駐車場が見つかります。にこ淵に向かう途中、駐車場に近い場所に公衆トイレもあります。
階段が整備された「にこ淵」
にこ淵の降り口には案内板が建っています。2020年2月~3月末の間、歩道工事のため立入禁止となっていました。
2020年2月以前はロープを使って崖を下る必要がありましたが、現在は階段が整備されて安全に降りることができます。
安全な階段になっていますが、急勾配ですのでお気をつけください。
階段を降りる途中で、木々の間からにこ淵の滝壺が顔を出しています。ますます期待感が高まります。
宝石のような神秘的な美しさ
圧巻の光景!仁淀ブルーに輝く「にこ淵」に大自然の神秘を感じることができます。にこ淵へ落下する滝は、落差こそ10mほどしかありませんが、水量が多く周囲に轟音を轟かせています。
キラキラと美しく輝く滝壺は、底まで透き通っています。にこ淵の岩場はどこも湿っていて苔が生えているため、とても滑りやすくなっています。滝壺近くの岩場を歩く際はご注意ください。
宝石のように美しい滝壺は、太陽の位置によって変化するので、いつまでも眺めていたくなります。
にこ淵を撮影する最適な時間帯
にこ淵を訪れる写真撮影に適した時間帯は、陽射しが淵全体に降り注ぐ正午前後が最も仁淀ブルーを感じられる時間帯です。PL(偏光)フィルターがあると、より仁淀ブルーが鮮やかに映ります。
全9箇所ある「にこ淵」駐車場
「にこ淵」専用駐車場は、道路沿いに全9箇所(①〜⑨)整備されています。最も近くで「にこ淵」の降り口から約50mの場所に、最も遠い場所で降り口まで約800mの場所にあります。
にこ淵(Nikobuchi)
高知県吾川郡いの町清水上分1278
088-893-1211(いの町観光協会)