高知市土佐山にひっそりと広がる「嫁石の梅林」。斜面いっぱいに咲き誇る梅の花は、訪れた人を一瞬で春の世界へ誘ってくれます。
静かな山里に漂うやさしい香り、白や淡い紅色で彩られた梅の花、澄んだ川のせせらぎ。そのすべてが重なり合い、歩くほどに季節の移ろいを感じられる癒しの時間が広がります。
約1,500本の梅が織りなす
“白と桃色の絨毯”

会場はおよそ1ヘクタール。そこに約1,500本もの梅が植えられており、白梅・紅梅が重なり合うように咲き、視界いっぱいに春色が広がります。
見頃は例年 2月中旬〜3月中旬。晴れた日には花が光を帯びて輝き、少し曇った日は白の濃淡が柔らかく浮かび上がります。

遊歩道は緩やかに続き、どこから眺めても景色の奥行きを楽しめるのが魅力。赤い毛氈(もうせん)と丸テーブルが点在し、梅景色の中で腰を下ろして一息つくこともできます。
祭り期間限定の
素朴な食事も魅力

30年以上続く「嫁石の梅祭り」では、園内に小さな出店が並び、山菜天ぷらうどん・田舎ずし・まんじゅうなどが味わえます。
入園料は大人500円(中学生以下無料)。園内を一周しながら、思い思いに花見を楽しめます。
透き通る川の音と
ともに歩く時間

梅林のすぐ横を流れる川は、驚くほど透明度が高く、石の模様まで見えるほど。

花の香り、澄んだ水の音、鳥の鳴声 ―
五感で季節の移ろいを感じられる特別な場所。

帰り道には「オーベルジュ土佐山」も近く、温泉・食事・カフェなどに立ち寄って、旅の余韻をさらに深めるのもおすすめ。
“嫁石”の名の由来

この場所の名は、昔この道が往来の道として使われていた頃、嫁入り道中の花嫁が腰をかけて休んだ大きな岩があったことに由来しています。
道に寄り添うように咲く梅を眺めると、当時の人々の暮らしや情景に想いを馳せたくなる ―
そんな物語の一頁が刻まれた土地でもあります。
春を迎えに行く
小さな旅

ただ梅を見る、だけでは終わらないのが嫁石の梅林。山あいの静けさと可憐な花々に包まれ、歩いているだけで心がゆるむ時間になります。
一面の梅が咲く景色をぜひご自身の目で。春の始まりを感じに、嫁石の梅林へ出かけてみませんか。
嫁石の梅林(嫁石の梅祭り)

開催場所:高知県高知市土佐山中切
入園料 :高校生以上500円(駐車場は無料)
主催 :嫁石梅まつり実行委員会
毎年のようにみにいきます。
手入れが行き届いて綺麗な花がみられます。
村民出店のうどんや、田舎すしなど風情もあり美味しいです。