山姥の滝(やまんばのたき)は、その名を滝中央に祀られた山姥様から取っており、その落差は30メートルに及びます。秋の訪れと共に、山姥の滝は周囲の木々が赤や黄色に染まります。
高知駅から車で約30分とアクセスも良好で、県道33号線の案内に従い、ゴトゴト石の駐車場まで進みます。広々とした駐車場には5台が余裕で駐車できます。
駐車場から滝壷へは、徒歩2分ほどで到着します。ただし、最後のアプローチは狭い山道を歩くことになるので注意が必要です。ひっつき虫が生い茂っているため、訪れる際には歩きやすい靴とレザーやナイロン生地の衣服がおすすめです。
山姥の滝へ一足早い紅葉探訪
山姥の滝の紅葉は、例年11月下旬に見頃を迎えます。山姥の滝を訪れるなら、おすすめは午前中から正午までの時間帯。この時間帯なら太陽の位置が滝を照らし、その美しさを存分に楽しむことができます。
※当記事の撮影時期は11月中旬
滝壺はなく、滝の落ちる場所には大きな岩が散在し、滝の迫力を間近で感じられます。
山々に囲まれた山姥の滝は、秋が深まると自然のパレットのように色とりどりに染まります。高知駅から車で約30分で紅葉を堪能できる穴場なスポット、秋色に染まった山姥の滝をぜひご自身の目で確かめてみてください。