香美市物部町の奥地にある「轟明神の滝」は、入口の案内板から約200mほど。鬱蒼とした樹林を抜ける遊歩道を進むと、静けさに包まれた神秘的な景観が待っています。
森に包まれた
小径を歩いて滝へ

轟明神の滝へ向かう入口付近には、案内板の前に車を1台停められるスペースがあります。

道のりは短いですが、周囲を取り巻く木立や、地面を覆うシダや苔がしっとりとした森の雰囲気をつくり、歩いているだけで心が落ち着いていくよう。

小川のせせらぎを耳にしながら進むと、次第に滝へ近づいていく高揚感が増していきます。
苔むした祠と
鳥居が点在する神域

滝の周辺には、古くから大切に祀られてきた祠や鳥居がひっそりと佇んでいます。長い年月を経て苔むした鳥居や橋は、自然と一体となった趣を感じさせ、まるで森そのものが神域のよう。

人の手が加えられすぎていない、素朴で静かな雰囲気が、この場所の特別さをより一層引き立てています。
木漏れ日の差し込む
幻想的な滝壺

轟明神の滝の特徴は、どの時間帯でも滝壺全体に光が差し込むことがないこと。森の奥深くにひっそりと流れ落ちる滝は、常に薄暗く、まさに「隠れた滝」の趣があります。

ただ、木々の隙間から差し込む光が滝や水面をやわらかく照らす瞬間があり、その光と影のコントラストが幻想的な雰囲気をつくり出します。
神秘の森で感じる静寂

ごうごうと流れ落ちる滝の音と、鳥のさえずりが響く以外は、驚くほど静かな空間。人の声や街の音が一切届かないこの場所では、ただ自然の音だけに耳を傾けることができます。

深呼吸をすれば、森の匂いや水の涼やかさが身体いっぱいに広がり、日常を忘れさせてくれるよう。まさに、心を鎮めたいときや自然に癒されたいときに訪れたいスポットです。