高知県土佐清水市、足摺宇和海国立公園内にある「足摺海底館」は、日本初の海中公園に指定された竜串・見残しエリアのシンボル。白と赤のレトロな外観が目を引く、全国でも貴重な“海中展望塔”のひとつです。
コンセプトは「普段着のまま、自然の海を散歩できる」こと。スニーカーでも、Tシャツでも。気軽に海中世界へと旅立てます。
CONTENTS
遊歩道から始まるワクワク体験
ぐるっと竜串ウエストパーク駐車場から足摺海底館までは、約500mの遊歩道を歩いてアクセス。
道中では、竜串海岸ならではの奇岩群や、美しい海の景色を楽しめます。自然が作り上げたダイナミックな岩肌に、旅心も高まるはず。
海底館へ続く54mの歩道橋を渡れば、いよいよ非日常の入り口です。
16個の丸窓から広がる、
海中の世界
館内に入り、らせん階段を降りていくと、そこは水深7mの海底。直径60㎝の丸窓が16個設けられ、どこからでも海中を覗き込めます。
ガラスは4.5㎝の強化ガラス二重張り。しっかりとした安心設計で、小さな子ども連れでも安心して楽しめます。
サンゴ礁に囲まれた、
色とりどりの魚たち
窓の向こうに広がるのは、まるで天然の水族館。テーブルサンゴの周りを、ソラスズメダイやハリセンボン、グレ(メジナ)たちが泳ぎ回り、季節によってはイワシやキビナゴの大群、そしてそれを追うブリやイカの姿が見られることも。
刻々と表情を変える海中世界は、いつまで眺めていても飽きません。
太平洋の大パノラマも
海底館の上層部には、太平洋を一望できる展望室も完備。青い海と空、遠く連なる山々を、心ゆくまで眺めることができます。
晴れた日には、海と空の境界線が溶け合うような絶景に出会えるかも。
足摺海底館で、
“海中散歩”を楽しもう
色とりどりの魚たちに出会い、ダイナミックな海の営みを間近で感じることができる足摺海底館。家族で、友人同士で、もちろん一人旅でも。日常を離れて、特別な“海中時間”を過ごしてみませんか?
自然がつくり出した、一期一会の景色が待っています。
海中天然ミュージアム 足摺海底館
高知県土佐清水市三崎4032
大人(一般):900円 / 中高生・小学生:450円
※未就学児は無料
9:00~17:00(最終入館は16:30)
年中無休(荒天時 臨時休館あり)
0880-85-0201