高知県高知市唐人町にあるアートギャラリー「OKYAKU」は、東京を拠点とするアートギャラリー「月極」の高知ブランチとして2023年にアートギャラリーとしてリニューアルオープン。
このギャラリーは、高知の宴会文化「おきゃく」にちなんで命名され、地元の人々とのつながりを深め、お世話になった高知へ恩返しができたらという思いがきっかけで生まれたそう。高知の方々に気軽にアートに触れるきっかけにしてもらいたいという願いが込められています。
高知でアートをもっと身近に
OKYAKUは、高知のアートシーンを盛り上げるために、ファインアートの分野で名のあるアーティストたちを招待し、定期的にイベントや個展を開催しています。
アートを難しく考えず、気軽に楽しんでもらいたいという思いから、多くの人々にアートに触れる機会を提供しています。
気軽に楽しめるアートギャラリー
OKYAKUでは、アート作品の他にグッズも取り揃えており、手軽にアートを楽しめるよう工夫されています。
グッズは300円から購入できるため、お土産や記念品としてもおすすめ。アートを購入する目的がなくても、ぜひ一度足を運んでみてください。
※展示内容は毎回異なりますので、ご了承ください。
自然と調和した展示空間
OKYAKUの展示空間は、ホワイトキューブとは異なり、自然の景色や木の板間、自然光を取り入れた独特の雰囲気が特徴です。
ホワイトキューブとは、余分な凹凸や装飾がなく、白い天井と白い壁に囲まれた立方体の空間を指し、作品に集中しやすい環境が整えられています。しかし、OKYAKUではその逆で、自然の借景や板の間、自然光が作品を引き立て、実際に家に飾った姿を想像しやすい実用的な展示になっています。
年5回開催されるアートイベント
今後、OKYAKUでは年間5回程度の個展を開催予定しているそう。国内外で活躍するアーティストたちの四国初個展が多く、高知での貴重な機会となっています。
画家・落合翔平の高知初個展「凸 (デコ)」
昨年9月の「OKYAKU ART TRAIN PROJECT “TRAIN BOMB”」をきっかけに初めて高知を訪れた画家・落合翔平が、2度の取材旅行を経て、「沢田マンション」など高知の風景を描いた作品を展示。特に沢田マンションに焦点を当てた30点の作品を通じて、既知の風景に新たな視点を提供しています。
開催期間:2024年6月1日〜6月30日
展示内容:高知を題材にした作品展示やグッズ販売
駐車場のご案内
OKYAKUには駐車場があり、1階に二列で3台ほど縦列駐車できます。西側から駐車していただくようお願いします。
OKYAKU
高知県高知市唐人町1-9 2F
11:00~19:00(火曜定休)
※日曜は18:00までの営業
088-855-5133
公式サイト okyakukochi
Instagram @okyaku.kochi
アートを通じて新たな発見と交流を楽しめる「OKYAKU」に、ぜひ足を運んでみてください。