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【こっこらんど / 佐々木 将司】卵屋にしかできない卵感のあるスイーツを

植物性飼料で育てた独自の卵で、6次産業化に挑み続けている「こっこらんど」の店長 佐々木将司さん。 こだわりの卵と、卵を使ったスイーツのお店「こっこらんど」。

県西部に出かける観光客の多くが行き帰りに立ち寄る人気スポットです。当初は後を継ぐつもりではなかったそうですが、今では家業の卵屋の2代目として事業を拡大させています。どういった経緯で今に至るのか?お話を伺いました。

こっこらんど【株式会社ぶらうん】佐々木 将司リーダー気質で活発なサッカー少年。

四万十町窪川の出身。サッカー好きで小、中、高校の2年まではサッカーをしてました。Jリーグが始まったのが1993年。
ちょうどサッカーを始めた時期やったき、かなり盛り上がってました。サッカー協会の先生がしっかり教えてくれて、Jリーグ傘下のチームとも試合をしました。 スポーツは集団行動だから、社会性とか規律が身についたように思います。

窪川中学の2年頃、PCを使う授業があって「すごい面白いな!」と。 まだOSがWindows93のころ。箱型のブラウン管型PCでした。
将来、家業を継ぐ気はなかったので、もう少し情報系の知識を学んでみたいと思って高校は専門系の高校に入学。

こっこらんど【株式会社ぶらうん】佐々木 将司やりたいことを模索し、見えた兆し。

プログラミング系の専門科目は確かに面白かったけど、この道に進むのは考えられなくて。「自分には無理やな」と思って諦めた。
高校2年のときに「就職クラス」か「進学クラス」を選ぶことができた。情報技術の仕事をすることはないと思ってたから、そこからクラスを出ました。

卒業して東京に行くか、関西に行くか。「何らかの目的がないといかん」という考え方やった。
大学もいろいろあるけれど、何を専攻して目指していくかと考えたときに、まだ将来何の仕事に就くかを決めてなかった。 やき、経済か経営を勉強しておいたら何かの足しになると考えて。実家も商売をしゆうき。

大学へ目的を持っていく人もいれば、目的を探すためにいく人もおる。僕は後者だったので、経営を専攻に置きたいと思って経営を学びに行った。
経営のイロハ「経営とは何ぞや?」という基礎的な勉強をしてきた。大学4年間で色々学んだが、やりたいことが見つからんかった。

こっこらんど【株式会社ぶらうん】佐々木 将司俺が帰ってこんかったら、
うちの商売がなくなる。

卒業してそのまま関西で就職することも考えたけれど、やっぱり高知に帰りたいと思った。4年間、大学に出て本当に感じたのが、「高知の良さ」。

外から高知を見ると良さを再発見できた。 自然が豊かで、人も温かかくて。県外に出ると、人とのつながりや温かみを欲してくる。 そいうことがあって、高知に帰ってくることを決断した。そのあと高知市内の会社に、1年半くらい勤めた。

色々な経験をして楽しかった。だけど、いまいちやりがいを感じれんくて。そんな折、両親から「そろそろ帰ってこんか?」という誘いがあった。
高知で就職してからは休みの度に帰って、地元の友人と遊んだりしていて。 そしたら近所の人たちが顔を見ただけで話しかけてくれる。「久しぶりやね!」「元気にしよった?」ってなると、「あんた、いつ帰ってくる?」という話になって。

「あんたが帰ってこんかったら、無くなるがで!あんな美味しい卵が食べれんなるがで!」「はよ帰ってきて、お父さん手伝っちゃって」。そんな声がいっぱいありました。そんなことがあって、考え方が変わってきた。「待ってくれちゅう人がおって、喜んでくれている人がおる」ということを実感した。 それを自分が帰らん理由で潰すのはもったいない。それがきっかけ家業を継ぐことを決めました。

 

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