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自然にインスパイアされたジュエリー作り【Toru Kataoka / 片岡 徹】

 

torukataoka京都での職人時代

高校卒業後は、「アクセサリーを作る工房に入りたい」と思っていたんですけど求人が見つけられず、京都のガラス工房に一度就職しました。手で作業することが好きだったので、これならできるかなと。とにかく、京都には行く。とにかく行かなきゃ!と決めていたので(笑)
ガラスを切って加工するような職人を1年程していました。そこでもガラスのアクセサリーや小物を作っていました。

その後はアクセサリー販売の仕事も4年程行い、新たに京都のアクセサリーの製作、販売を行うショップに入って職人として仕事をしていました。今現在もそのショップに在席しています。
 
 

torukataoka創作意欲がなくなった

これまで失敗というか、挫折経験は山ほどあります。ほとんどうまく行ってないと思うんですけれど(笑)
特にキツかったのは、京都にいた10年間の最後の時期。

アクセサリー工房で働いているとき自分の作品も作りたかったんですけど、マーケットの需要を考えて「こういうデザインがいいんじゃないか?」と媚びて媚びて作っていたら、「自分の作りたいもの」が全く分からなくなってしまって。

そのときには、「今後何も作れないんじゃないか」と思って完全に挫折してる時期がありました。仕事としてはずっとやっていましたけど、何を作っていいか分からないから、何も作れないわけです。また作りたいものが分かってきて、どんどん作れるようになってきたのは梼原に帰ってきてからです。
 
 

torukataoka情報が遮断され「好き」が明確に

梼原に帰ってきた理由は色々とあったんですけれど、一番は家族のことがきっかけでした。「ゆくゆくは帰ってきたいな」という想いはずっとあったんです。自分も京都で長く勤めたし、ちょっと環境を変えたいなと思ったのもありました。一回帰って冷静になりたいなと。
 
帰省してから情報がとにかく制限されたんです。というのは、京都や都会に行くと向こうから情報がどんどん飛び込んできます。否が応でも。

情報が遮断された分、冷静になれた。自然に触れる機会が増えたことも大きい。
おかげで自分で作りたいものが見えてきました。

自然が周りにある梼原の環境にあって「自然が好きだ」ということにも改めて気づかされました。自然は、いつも違った表情を見せてくれる。数時間前に行った場所にもう一度行っても、全然違う表情になっていたりします。知らない虫や魚と出会うこともあります。とにかく、面白い。それにつきます。いつ外に出ても楽しませてくれるから、本当に好きです。自然が。
 

 

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